筋膜リリース

 筋膜リリース、ファスシアリリースなどさまざまな名前があり、手技も名称もまだ統一されていませんが、疼痛を改善する治療法です。じっさいに行っている医師の間でも病態の理解、注射の方法には違いがあります。
 徒手的な治療や超音波エコーで筋膜を見ながら行うトリガーポイント注射で実際的な症状の改善を目指しています。
 起き上がることも困難だったり、腰が全く伸ばせない患者さんの腰痛にすごく効いて ”ウソみたい” ”信じられない” ”帰宅してクリニックに最敬礼した” という、ベテランの看護師さんもそばで見ていてビックリというすごくよくなった症例も続き確かな手ごたえを感じています。頸部肩甲骨周囲、肩、股関節周囲にもトライしています。
 しかし当然ながらすべての患者さんに有効なわけではありません。筋膜に原因がない痛みには効果がありません。

 どこでどう伝わっているのか、筋膜リリースに関するお問い合わせの電話をいただくことがありますが電話ではお返事できません。患者さんを診ずに判断はできません。また午後1時~3時までは夜眠れない院長にとってとても貴重な時間ですのでご勘弁ください。
 関節内注射が有効な症例、内服薬が有効な症例、それぞれ違うのです。
 ごく一般論として、痛みが全身性で部位が特定できない症例、最近の外傷、ご高齢の症例、しびれが主体の神経障害性の疼痛、出血性疾患と考えられる症例には効果が得られにくいと考えます。

画像の説明
 筋膜リリースにとても役立つ装置、パワードプラ付き超音波エコー装置です。
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