骨粗鬆症に気を付けましょう

画像の説明
 先日私たちのクリニックを受診された女性の患者さん、自宅でふらっと倒れそうになったご主人を支えて腰が痛くなったとのことでした。
 動くと強い腰痛があり、レントゲンでは第12胸椎の圧迫骨折を疑いました。レントゲンでの変化は、最近の変化か何年も前からの変化かわかりません。わかるのはなんといってもMRI検査です。私たちのクリニックでは画像の枚数が多くて読影も放射線科医がやって下さる専門の放射線科クリニックに依頼しています。
 MRI検査ではやはり最近の骨折とのことでした。ご主人を支えて圧迫骨折、お気の毒としかいいようがありません。もともと骨粗鬆症がベースにあったと思われます。今日は大きめのコルセットの型取りをしました。
 骨折となると市販のコルセットなんかでは役に立たないのです。患者さんによると、骨折の原因になったご主人にはなんの感謝も反省もないとのこと。いけませんねえ。院長もそんなことのないように気を付けます。
 画像は先日院長の診療を見学に来てくれた大学病院リウマチ科のお医者さんとご一緒した、和食のお店のコースの一皿目はなんと仁多米のお粥でした。