日本酒燦々2

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 お酒を呑まないかたには申し訳ありませんが続きです。一部だけ紹介するというのもエコヒイキな気がしますから。
左は福岡のこれも最近注目されている”三井の寿”の”チカラ”。蝉のラベル、それもそのはずイタリア語で蝉なんだそうです。夏酒らしい呑みやすいお酒でした。もう一本展示してありましたが蔵元さんのお勧めはこちらのCicalaでした。
 真ん中は可部の蔵、”旭鳳”です。先代の杜氏さんが個性があるかたでそれを表に出した勢いと味のあるお酒だったのですが若い社長兼杜氏に交代されています。今回社長自らに注いでもらった雄町50%なんですが、雄町好きの院長としてはすっきりし過ぎな印象で雄町らしさがないと感じました。公開イベントなので呑みやすいのに流れるのはわかりますけど。
 右側は富山のお酒”羽根屋 翼” 純米大吟醸50%、銘柄もラベルも替えて今ふうなんですがやはりすっきりし過ぎでうま味に欠ける。でもきっと人気は出そうな飲み口です。
 大吟醸で精米度合の高いお酒をありがたがる院長が悪いんですが、イベントで各蔵一杯だけとなるとつい能書きの高いお酒に傾くあさはかさ。どうあれ日本のお酒、日本酒ファンが増えるのはうれしいことです。日本酒を呑んで悪酔い、二日酔いなんて良くないお酒を呑むからです。ちゃんとした純米ならそんなことはありません。