痛みの少ない注射

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 痛いところ、動きの悪いところ、しびれの原因となるところ、原因となるところを直撃する注射治療は、最近見直されている素晴らしい治療です。単なる痛み止めをそのへんに注射するというのはまったく違います。
 先日は腱鞘炎なのに整形外科専門医でないお医者さんでブロック注射したという患者さんがお出でになりました。そんなところにブロックなんて、日本整形外科学会でも厚生労働省でも決して認めていません。いいかげんすぎです。
 今日は数年前にご近所の整形外科で腱鞘炎の注射をしたけどすごく痛かったという患者さんが来られました。痛みに悩んで友人に相談したら私たちのクリニックを奨められたということです。超音波検査では腱鞘炎の診断に間違いはありません。
 子供の頃は注射がとても苦手で、高校生の時はしんどいと偽って日本脳炎の予防接種をさぼったことのある院長です。広島県で日本脳炎になる高校生なんて一年に1人もないので予防注射しなくてもいいじゃんと考えたのです。
 そんな院長も医師になって、日赤の献血車にドクターとして乗ることになりました。献血者がいなくなるとスタッフさんがにっこりして”先生ももちろん献血しますよね?” お昼ご飯もおごってもらった院長にはもちろん断る度胸はありません。どきどきしながらとっても太い針で注射されました。400ml献血なので細い針ではとても抜けないのです。ストローぐらい太いのです。でもほとんど痛くありませんでした。
 毎日何十人も採血する日赤の看護師さんはとても上手でした。やりようによっては痛みの少ない注射ができるのです。クリニックを開設してから痛みの少ない注射のために努力を続けてきました。
 今日の患者さんにも私たちのクリニック秘伝のテクニックで注射すると”エッ、もう終わったの⁉うそ、ぜんぜん痛くなかった!このクリニックを紹介してもらってよかった!!”と言っていただきました。いい診療のために果てない努力を続けています。
 画像は先日広島三越地下で見かけたDean&Delucaのハッピーバッグです。かちわりチーズ(イタリア産)を買いました。紀伊國屋のバッグよりもたくさんの女性が持ってますね。