医者を殺すには

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 今日もそれほど混みあわなかった私たちのクリニックです。すごく楽になったのでまた是非注射してほしいという患者さんが来られました。ただの痛み止めでない超音波ガイドによる筋膜リリース注射は効果を上げています。
 患者さんによってはご本人も見ていたベテランの看護師さんもびっくりするほど効果があります。一人一人病気は違いますので、すべての患者さんに効果があるわけでは決してありませんのでご了承ください。椎間板ヘルニア確定診断、腰椎圧迫骨折などの患者さんには効果がないと思われます。
 診療後は診療報酬のデータ作成とオンライン送信、明日以降の診療の準備(患者さんをできるだけお待たせしないように毎日診療終了後に何時間もかけて準備しています)、院長室に山積みになった書類の整理をしていると昼ごはん抜きでも帰宅は午後8時を過ぎてしまいました。
 患者さんを痛みから解放する治療に掛ける努力は惜しみませんが、書類書きなど事務仕事はかんべんしてほしいです。毎月10日の診療報酬前の仕事や公的な書類の作成はとても面倒です。
 このあたり医事課任せの勤務医さんにはわからないところです。私たちのクリニックでは良く働いてくれる事務員さんを帰らして、時間外給与のない院長が一人で居残りしています。”いい医者を殺すには刃物はいらぬ、書類仕事をさせればいい”
 画像は院長の大好きな佐賀の銘酒”鍋島”。愛山というお米で作られたものです。今年の鍋島は甘みと旨味がバランスがとれた院長好みに仕上がっているようです(バカ舌ですけど)。毎年味が変わるのも醸造酒(日本酒やワイン)の魅力です。