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 世の中、なんでもコンビニエンス。ほしいときに欲しいものがすぐ手に入ることにならされ、当然の権利と思うものが少しでもうまくいかないとクレームをネットに書き込むご時世.。もちろん間違っていることを相手に注意したり、改善を求めることは大切ですし、そうしたご意見はありがたく、真摯に受け止めたいと思っていますが、ネットの書込みには一方的な攻撃性があります。閲覧する人々(実際を知らないまま)の賛同を煽って相手を潰そうとするような攻撃です。
 一方、クレームを書き込まずにはおれない方も救われない心の内をお持ちだと思うのです。それを当番日の慌ただしい診療の中で十分に診てさしあげれなかったのは残念です。通常の診察時間に時間をかけて対応できる適切な科で診療を受けていただき「診てほしい患部」だけでは解決しない痛みについてご理解の上よくなって頂きたいと願っています。
 ネットは便利ですが、お互いきちんと向き合って、相手の立場を理解し、お互いがより良い方向へ進めるコミュニケーションが必要なのではないでしょうか。働き方改革が叫ばれる今日ですが、努力が報われることの難しさ、仕事のやりがいとはなにか、日祝日当番医の体制やネット評価のあり方などいろいろ考えさせられた日でした。文責:院長付人(インチョウフジン)