ほぼ無理

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 ここのところ患者さんの待ち時間が長くなっている私たちにクリニックですが、今日もプチ爆発状態(特に午後)でした。
 わざわざ遠方から私たちのクリニックに来ていただいてありがたく思います。
 病気がすでに長い、ほかの病院で治療されてよくならなかった、あるいは診断がつかなかった患者さんの治療は難しいことが多いです。腕利きの職員がそろっている私たちのクリニックでも難しい病気は少なくありません。
 
 そのような病気の場合、予約があってもなくても長くお待たせすることが多くなります。一見して診断がつけばいいのですが、よその先生がわからない病気が院長が診たらすぐわかる、そんなうまい話はそうそうあるものではありません。
 今日は宮島の対岸からはるばる来ていただいた患者さんに満面の笑みで”先生、奇跡的によくなりました”と言っていただいたのですが、いつでも逆転満塁ホームランのような治療ができる、というほど院長は思い上がっていません。
 整体とかのホームページだとよく根本治療とか書いてありますが、人を根本から治せるなんて思っているのでしょうか。なんたる思い上がり。腰痛治療と小顔矯正とか書いてあったりして、痛みと小顔を同列に考えるのはおかしいでしょ。
 ともあれ大きい顔の丸選手にはぜひ残留してほしいです。 


 あした土曜日(今日も日付を越えました)は診療後よその病院の手術の手伝いに呼び出されています。先輩に呼ばれると断りにくいこの世界、午後3時に診療を切り上げます。ご了承ください。もちろん昼食は抜きの予定です。
 チーフ理学療法士のMさんも東京で開催される学会のためにお休みです。学会幹部クラスの理学療法士さんが在職してくれる病院はけして多くありません。これまで院長が勤務した公的病院のレベルをはるかに超える治療をしてくれます。