整形外科リウマチリハビリ医の日々2015

  • 12月20日
    岡山市で開かれた日本リハビリテーション医学会中四国地方会に出席しました。岡山はコンベンションホールが駅直結なのでとても便利です。広島市はもっと行政ががんばらないと置いていかれます。サッカー場、コンベンションホールを交通不便なところに作ってもしょうがありません。院長の高校の同窓である県知事も前向きに市長にあたってほしいですね。
  • 11月7日 まだまだ日本では知られてない病気である乾癬性関節炎についてのミーティングで関節炎について講演させていただきました。
  • 10月25日
    新潟県立リウマチセンター石川肇先生の講演の座長をさせていただきました。リウマチの手術の熱意と素晴らしいテクニックに感心させられました。東京から新潟に手術のために赴く患者さんもいるほどです。
  • 10月11日
    薬事情報センターで関節リウマチの診断と治療についてお話しさせていただきました。
    急速なリウマチ診療の進歩は患者さんも現場のお医者さんもすごく実感しています。
    新しい薬、新しい用量に怖気付かないでください。それで一生手術しなくて済む確率が上がるのですから。
  • 5月20日
    院長が子供のころは、お薬は病院でもらうものでした。
    何十年も前から厚生省(当時)は医師会を目の敵にして制度を改悪してきました。医師会が厚生省の言いなりにならなかったからです。
    20年くらい前から医薬分業制度が進められました。病院で薬を出すと悪徳医師が儲けるために薬を出しすぎるので、医院と薬局を分ける必要がある、世界の先進国はそれが当然なんです、というのです。
    しかし薬剤費はぜんぜん減りませんでした。私たち現場の医師が自分たちの儲けのために薬を出しているのではないからです。厚労省は私たちが自分たちの儲けのために薬を処方していると思っていますが、現場で患者さんと向き合っている私たちはそんなことができるわけがありません。
    私たちは患者さんの治療のために処方しているのですから。
  • 4月2日
    当クリニックも開設6周年を迎えました。その前に勤務していた済生会広島病院から引き続いて診療させていただいている患者さんも多く、長く診させてもらえるということは整形外科、リウマチ科の慢性疾患では大事なことでもあるのです。
    先生も婦長さんも変わらないね、と言ってもらえると、アンチエイジングを目指す私たちスタッフも嬉しいです。これからも共に病気と闘っていきましょう。
  • 3月10日
    急に悪化した患者さん、急患の診療があるとどうしても長くなってしまいます。完全予約制にするものひとつの方法ですが、医師としていま痛くて困っている患者さんを診ることが大事な責務だと思っていますので、長くなっても手抜きのない診療を行っています。
  • 3月7日
    パネリストと参加してちょっとした症例発表もあった関節リウマチベーシックセミナーも無事終了。昨年に引き続いて東京の聖路加病院イムノロジーセンターの岡田先生の話を聴いてとても勉強になりました。
     広島ではなんどもご一緒するのでこちらでは顔なじみのつもりですが世界を駆けまわる岡田先生に覚えていただいているわけはないのですけど。
  • 2015年1月11日
    沈みゆく大国 アメリカ 堤未果著 講談社新書 720円を読みました。
    金融業、保険会社、製薬会社など巨大企業の食い物になってアメリカでは普通の人々の生活がどんどん崩壊していっているようです。日本でも次々出る新薬の高いこと!
    製薬会社の方々もぜひ読んでくださいね。一人当たり何億円も稼ぐ経営陣のかげで私にとっても皆さんにとっても没落はもはや他人事ではないのです。
     クリニックの待合室に置いてあります。